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Maserpieces 名作アイテム図鑑

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photographs:Satoko Tsuyuki text:Nao Ogawa

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アパレル

JOHN SMEDLEY

 

JOHN SMEDLEYのポロニット

Maserpieces 名作アイテム図鑑

 今年じわじわと注目度が高まっているポロシャツ。鹿の子織りがおなじみですが、スポーツウェアのイメージが強いことからファッションとして着るのは意外と難しく感じてしまうことも。そんななか今回ピックアップする「JOHN SMEDLEY(ジョン スメドレー)」のポロは、高級感のあるファインゲージニットと、知的でクラシカルな作りが着こなしの幅を広げてくれるアイテム。シンプルなルックスの奥に大人の落ち着きを宿した、このしなやかなコットンニットのポロシャツの魅力をご紹介します。

 JOHN SMEDLEYのはじまりは今から220年以上も遡る1784年。イギリス中部にあるダービー州のリーミルズ村で、ピーター・ナイチンゲールとジョン・スメドレーの両氏が創業しました。やがて経営はジョン・スメドレーひとりが手がけるようになり、彼の息子の2代目のジョン・スメドレーが会社の基盤を固めます。その経営方針は、紡ぎ、編み、縫製までの全工程を自社内で行うというもので、一貫したラインで製品作りを行うニットメーカーとして大きな発展を遂げました。

 1888年に4代目のジョンが会長になると、当時最先端の紡績機と編み機を導入し、ファインゲージニットウェアの製造に着手します。その時代のイギリスでは匹敵するものがなかったといわれるきめ細かな編み目のニットは、以降JOHN SMEDLEYの看板となり、世界的な評価を獲得して現在に至ります。

 ファインゲージと並んでもう一つJOHN SMEDLEYのニットを象徴するのがシーアイランドコットンです。英国王室では綿製品はシーアイランドコットンを使用するというしきたりがあったことからも、英国の貴族や紳士階級のステイタスシンボルとして知られる最高級の綿。目立った装飾やロゴがなくても一目でJOHN SMEDLEYだとわかるほど強い存在感を放つこの天然素材は、繊維が他のコットンに比べて長く、シルクに次いで細いため、吸収性や温度の遮断性に優れ、シルクのような光沢とカシミアのような肌触りを合わせ持つのが特徴です。

 JOHN SMEDLEYといえばシンプルなクルーネックやVネックのニットもおなじみですが、ポロシャツはメンズでは41年間もデザインを変えていないというほど超定番アイテム。レディスはそんな重厚さをある程度残しつつ、シェイプやディテールに時代のムードを取り入れ、よりファッションとして着やすい作りになっています。ポロシャツ人気の今年、ぜひチェックしてほしい名作アイテムです。

ディテール解説と商品データ

 
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